画家:畑野公彦さん

長者原のレストハウスやまなみのコーナーに、畑野氏の常設ギャラリーがある。
写真のような繊細な仕上がりは、いつも多くの観光客の足を止めている。
私もはじめて、その絵に出会ったときは、スーッと引き込まれていった感覚を今でも覚えている。

現在、飯田高原のアトリエで、やまなみハイウェイ周辺の自然を描く画家、畑野公彦氏に
作品に対する想いを聞いてみました。

1970年生まれ、鹿児島で育ち、大分の芸術大学へ入学。
学生時代、やまなみハイウェイを通り、開放的な素晴らしい景観に出会い、
衝撃を受けると同時に、憧れを持つようになる。
幾つかの契機を経て、飯田高原に住むことに。
今は、その風景を描けていることに喜びを感じている。と語ってくれました。
作品は、くじゅう、阿蘇を中心に湯布院や天草など周辺の美しい自然が残っている場所も描いている。

現在のアトリエは、くじゅうの自然に囲まれてとても静かな場所にあります。
私が取材に行ったときは、庭先に野生のヤマガラが数匹遊びに来ていて、
手のひらにあるヒマワリの種を食べるほど餌付けされてました。
畑野氏の温厚な人柄が伝わって、とても穏やかな空気に包まれていました。

今回、一人でも多くの方に、やなまみハイウェイ周辺の素晴らしい景色を知ってもらいたいという
畑野氏の意向で、いつくかの作品をネット上で公開させて頂くことになりました。
くじゅう、阿蘇、湯布院の美しい風景をゆっくりご覧ください。


  

     

畑野氏からのメッセージ

私の描く風景画は写実的といえるかもしれません。
でも、その風景に出会った感動、あるいは衝撃、一期一会とも言える、
その場の空気感といった目には見えないものも表現したいと思い描いています。
作品をご覧になる方とそれらを共有できたら幸いです。

今後の方向性は、今までとは違ったスタイルの描写も視野に入れ、
より感情的に、絵を見る人に何かを感じてもらえるような作品を描いていきたいとのこと。

絵は心をあらわし、たくさんの人に見られて成熟していく。

やなまみハイウェイの自然の景色を、ありのままに、そして感じたままに、
畑野氏の感情が吹きこまれた作品を、たくさんの人に見て頂きたいと心から感じました。


 

畑野公彦氏 プロフィール

1970年生まれ。鹿児島県出身。大分県立芸術短期大学卒。

1992~2005年 鹿児島で学習塾を経営。

2002年 九重町の飯田高原に山荘を建てる。

2005年 学習塾を閉じ、飯田高原に家族3人で移住。阿蘇くじゅうの風景を描き始める。

2006年 紀伊國屋書店熊本店で初の個展開催「草原の光と風-阿蘇くじゅう」

2007年 丸善福岡店 個展開催「阿蘇くじゅう・由布院の四季」

2008年 丸善福岡店 紀伊國屋書店大分店 
       個展開催「九州の風景画作品展-山への思い。海への憧れ。」

 


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畑野公彦=絵、安武秀年=文・写真