九重・久住・くじゅう

旅行ガイドや地図でよく目にする”くじゅう”と言う言葉。
しかしよく見ると久住山九重山、くじゅう連山など。。表示が千差万別である。
地名という意味では、九重町(ここのえ)と久住町(くじゅう)は九重(くじゅう)連山の両裾に広がっているのはご存知のとおりである。

では、山の名称についてはどうだろうか?
正確な名称を探るため、ちょっと調査してみました。

どうやらこの名称については、長い歴史の中で移り変わり、協議が交わされてきたようだ。

遠い昔・・・延歴年間(782〜806年)に伝教大師によって2つのお寺が開かれた。
九重山白水寺と久住山猪鹿寺である。この2つの上宮は、御池の畔の一角にあって
共同で一つの上宮を仲良く祀っていた。そういった信仰により、九重山、久住山と当時から
地域によって呼び名は同じでも書き方が異なっていたようだ。(資料:九重の歴史と自然より)

では、現在はどうなっているのだろう?

市販されている地図を見ると、一般的に言われている”くじゅう山”は「久住山」(1786.8m)
くじゅう連山“山域を表す総称としては、「くじゅう連山」または「九重連山
環境庁(現在の環境省)の自然環境保全議会自然公園部会で指定されている名称は
阿蘇くじゅう国立公園」(九重久住の広域を表すため)となっている。
九重」を”ここのえ”と読んだり”くじゅう”と読んだり・・・
くじゅう」を”九重“と書いたり”久住“と書いたり・・・
ややこしくなるのは、当然ですね。
要するに、一つの山頂を示す名称として「久住」、その地域を示す名称を「九重」「くじゅう
と分類されているようです。
今回、調査してみて感じたのは、古くからの歴史があり、雄大な自然に囲まれたくじゅうは
いろんな意味で魅力的な場所だと再認識しました。

こういった歴史を感じながら、登山すると新たな発見があるかもしれませんね。